オーストリア、移民の家族再会手続きを容量問題で一時停止.

オーストリアの新政府は、移民の家族呼び寄せ手続きを一時的に停止すると発表しました。 オーストリアはこれ以上、新しい移民を受け入れる余裕がないからです。

この措置は、すでにオーストリアにいる移民が、より良く社会に溶け込めるようにするためのものだと、首相は説明しました。 オーストリアの受け入れ能力には限界があり、これ以上の負担を避けるために決断したと述べています。

この新しい措置により、難民として認められた移民は、母国に残っている家族をオーストリアに呼び寄せることができなくなりました。 オーストリアの新政権は、移民の抑制を最重要課題の一つとしており、厳格な新しい庇護規則を実施すると約束しています。

昨年、家族呼び寄せ手続きでオーストリアに到着した人は7,762人で、そのほとんどが未成年者でした。 オーストリアの人口は900万人で、これ以上の移民の受け入れは難しいと判断したようです。

EU全体で、各国政府は移民の数を減らそうとしています。 EUは、27カ国ブロックへの移民の流入を抑制し、庇護申請が却下された人の国外退去を迅速に行うよう努めています。