アメリカ政府がウイルスの拡散を防ぐために牛乳供給における鳥インフルエンザの検査を義務付ける.

アメリカの政府は、牛乳の中の鳥インフルエンザウイルスを調べることにしました。 牛乳を検査することで、ウイルスの広がりをもっとよく知ることができます。

12月16日から、農場や工場から検査のために牛乳を提供することが必要になります。 最初はカリフォルニア、コロラドなど６つの州で検査が始まります。

政府は、この検査によって鳥インフルエンザウイルスを封じ込め、最終的にはなくすことを目指しています。 アメリカでは3月に初めて乳牛で鳥インフルエンザウイルスが見つかりました。

農業長官のトム・ビルサックさんは、農家やそこで働く人たちが、動物の安全と自分たちを守ることに自信を持てるようになると言っています。 また、この検査によって、ウイルスが国中に広がるのを早く抑え、止めることができると言っています。

保健当局は、鳥インフルエンザウイルスが人に感染するリスクは低いと言っています。 牛乳を加熱処理するとウイルスは死んでしまい、安全に飲むことができます。