オウムの抗議：動物園の警備員の復讐の珍しいケース.

モスクワの動物園で、オウムに過激なスローガンを教えた警備員が指名手配されました。 41歳のその男性は、給料の少なさに腹を立てていたことが分かりました。

先週、オウムがロシアで禁止されている言葉やスローガンを叫んでいることが発覚し、スキャンダルになりました。 引退した内務省大佐が孫娘と一緒に動物園を訪れた際に、そのことに気づきました。

オウムは一時的に、来園者が立ち入れない奥の鳥小屋に移されました。 動物園は内部調査を行い、事件の真相を究明しました。

調査の結果、警備員のエルネスト・Fは週に数回、オウムに外国のスパイやジャーナリストのビデオ映像を見せていたことが明らかになりました。 彼は、月給13万5千ルーブルという給料の少なさに腹を立てていたのです。

動物園側は、エルネスト・Fが実際にそれだけの給料しかもらっていなかったことを認めました。 彼は週に3、4日しか働いておらず、昇進の機会も断っていたため、給料が少なかったのです。